JAMPは、“化学物質のリスク管理”の 実現に向けた活動を産業界全体で 国際的に推進します。 |
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| アーティクルマネジメント推進協議会 会長 冨澤 龍一 |
この度、山本会長の後任として、会長に就任しました冨澤です。就任に際して簡単にご挨拶させていただきます。
化学物質は、多種多様な製品や商品に使用され、生活の向上に寄与し、私達の生活にはなくてはならないものとなっています。一方、適切に取り扱わないと、人の健康や環境に悪影響を及ぼす危険性も有しています。 1992年に開催されたリオサミットで合意された化学物質の適正な管理に関する行動指針、あるいは2002年のヨハネスブルグサミットでの世界的合意事項である「化学物質による悪影響を2020年までに最小化する」という行動目標を受けて、化学物質を適正に管理するための国際的な取り組みが活発に行われています。
化学物質の管理を強化するために、欧州のREACHや日本の化審法改正などの新しい法規制の動きが世界各国で始まりました。管理の対象は、化学物質そのものだけではなく、それを含む一般製品(アーティクル)まで拡張されるとともに、管理の方法は、ハザード管理から使用や用途を考慮するリスク評価の考えを取り入れたリスク管理へと進化しています。産業界においても、化学物質によるリスクの管理をサプライチェーン全体でグローバルに展開する動きが始まっています。このような状況の中で、製品に含まれる化学物質の正確な情報を迅速に把握・管理することの重要性は益々高まっています。
サプライチェーン全体に渡るこれらの課題に産業界全体で国際的に取り組むために、2006年9月に有志企業によってJAMPが設立され、今日まで数々の活動を行って参りました。 国内では関係する行政当局と連携して、中小企業支援の諸活動を展開しています。海外では東南アジアを中心に普及活動を行い、タイ、マレーシア、韓国の政府系機関とJAMP活動に関する基本覚書を締結するまでに至っています。
欧州化学品庁が発行するガイダンスにJAMPが“サプライチェーン上の情報交換のプラットフォーム”として紹介されたことや、ISO/DIS26000(経営の社会的責任)に事例としてJAMPが掲載されたことは、JAMPが国際的に認知されたことの表れであると考えています。
産業界がSAICM( 国際的化学物質管理に関する戦略的アプローチ )の目標である「化学物質による悪影響の最小化、即ち 化学物質によるリスクの適正管理」を達成するための基盤として、JAMPは、引き続き、開発したシステムおよびツールがグローバルに普及するための活動を推進していきます。これらの活動が、各産業の国際的な競争力確保の一助になればと願っています。今後とも関係する皆様のご理解と一層のご協力をよろしくお願いいたします。





























